今回紹介するオネストファーマーは「ぶどうにかける」農家
徳正 宗一郎(とくしょう そういちろう)さん61歳です。
徳正さんは山形県上山市で妻の恵美子さん、娘の かのこさんと「さくらんぼ」「りんご」「ぶどう」「大玉和梨」「アケビ」「梅」を生産しています。
上山市は水はけがいいことからぶどう、ラ・フランス、柿(干し柿が有名です)など果樹生産の大産地です。
徳正さんの農業のモットーはチャレンジすること。
これまでは「さくらんぼ」や「りんご」を主に生産していましたが、徐々に「ぶどう」や「アケビ」「大玉和梨」などを増やしてきました。
中でも人気の大粒「ぶどう」ピオーネ、シャインマスカットに今は夢中です。
「ぶどうは手をかけただけ反応があるのよ。
思い通りのいいものができた時はイイよね。面白いですよ!」
もちろんぶどう作りは手間がかかり、大変と一言で言うのは気が引けるほど苦労はあります。
房作りや粒抜き(理想の姿形、大きい粒に整えるためや糖度を高めるためなど)と言われるぶどう作りにもっとも大切な作業は一房一房丁寧に行うため、根気が必要です。
「若い頃と比べれば肉体的には辛いが、まだまだこれからです!ぶどうは自分のペースでできるのが性に合っているのかも」と表情はにかやかです。
「今後はぶどうに統一して専念したい!」
徳正さんのぶどうにかけるチャレンジはこれからも続きます。
今年は天候に恵まれ徳正さんのぶどうは順調に成長しています。
収穫まで、まだ1ヶ月以上先ですが
果汁をたっぷり蓄えて、パンパンに膨らんだ大粒のぶどうが『美味しそうでしょう』と語りかけてくるようです。
聞き手コメント
やりがいについて話をしている徳正さんは
本当にぶどう作りを楽しんでいるんだなあと感じました。
笑顔が素敵な恵美子さん、かのこさんの愛情がいっぱい注がれたぶどうは美味しいわけです。
徳正さん「80歳までは続けたいなぁ」
いやいや100歳までお願いします!!