Professional Farmers

生産者について

オネストがサポートする生産者さんはみんなプロフェッショナル。日々、ただひたすら美味しい農産物を追求している生産者のみなさんをご紹介します。

「選択と集中」の農家

今回紹介するオネストファーマーは「選択と集中の農家」小関健史さんです。

http://kosekifarm.com/

山形県山辺町で、社長で父の健登さんと2人の従業員さんと共に株式会社サニーファーム小関を運営し、

30ヘクタールの水田でつや姫、はえぬき、ミルキークイーン、コシヒカリ、雪若丸などを生産しています。

健史さんは山形県立農業大学校(現在は県立農林大学校に改称)を卒業後、父、健登さんの元で15年米作りに励んでいます。

以前は米づくりと作業時期が重なるさくらんぼの生産もしていましたが健登さんと相談しこれからは米づくりに集中しようと決めました。

米作り一筋の健史さんですが、初めは農業を目指していたわけではなかったそうです。

「高校時代は部活で体操ばかりしていました。規律を守って生活していたんですが自由を求めて周りから勧められるままに農業大学に進みました。」

周りの勧めで始まった大学生活の中で自分の中に何かが芽生え始めました。

「農大は実習が多く、自由に活動することができ仲間と楽しく取り組むことができたんです。

あっ農業って自由だ!楽しい!って思ったんですね」

健史さんの自由とは自分の裁量で仕事に向き合い

効率よく時間をコントロールすることができることです。

「自分で決めたことを自分の責任の中でやることができる。例えば朝早く仕事に出れば、その分上がる時間を早めればいいんです。」

稲作の繁忙期に作業が重なるさくらんぼ生産をやめ米作り一本にしたことも、日々効率よく働くことも農業の働き方改革です。

父、健登さんも健史さんの考えを尊重しています。

「やりたいことをやってみるといい。

お互い思ったことは言わないと分からないですからね。大切なのは問題の共通認識を持っておくことです。」

 

「父は寛容です。やりたいようにやらせてもらってますから。」

と健史さんも父とのコミュニケーションを大切にしながら信頼関係を築いて来ました。

「我々の米作りは山辺町の水田を守ることに繋がるんです」

今後、高齢化などで米作りを辞める人が増えてくる現実の中、地域全体で米作りを守っていかなければいけない

と健史さんは言います。

「作業時の移動の問題、管理の問題、土壌の問題、地形の問題などクリアしなければいけない問題が様々ありま

すが、我々がどれだけカバーできるか、やれるところまでやりますよ!」

と今後について力強く語ってくれました。

聞き手コメント

サニーファーム小関さんのお米の8割が全国各地へ送られています。

山形のみならず日本の食を支えているんですね。

私も去年、小関さんのつや姫の新米をいただきました。

食味が良くとてもおいしかったです!

感謝感謝です。

普段は凛々しい表情の健史さんですが、父健登との関係を話す時は柔らかな表情に…

ちょうどいい関係ができてるなあと感じました。

理想のタッグです。

これからもおいしいお米を全国に届けてください。

よろしくお願いします!!