今回紹介するオネストファーマーは「りんごに恋した」農家さんです。
りんごの産地山形県朝日町でりんご、ラ・フランス、さくらんぼを生産している浅野勇太さん。
浅野さんは福島県浪江町から家族で移住し農業6年目の新規就農者です。以前は、理容・美容の会社を経営していました。
朝日町のりんご畑を初めて見たときあまりの美しさに感動し就農を決意しました。
「元々農業に興味がありました。ここのりんごを見て"ヤバイ"」と一目惚れ。
文字通り”ゼロ”からのスタートでした。
ご夫婦でコツコツと地道に取り組み、今では1.5ヘクタールまで畑を広げました。
「最初、すぐ辞めるだろうと思われていたんじゃないでしょうか。地元の先輩方から名前を呼んでもらえるようになったとき、少し認めてもらえたのかなと、うれしかったですね」
ここまで来れたのも地元の方々の助けがあったからだと感謝の気持ちを忘れません。
「一生勉強です。農業は人それぞれ。自分流を探し続けますよ。」
浅野さんは”おいしく,安心安全”のりんごを多くのお客様に届けることはもちろん、朝日町への恩返しも含め、未来を見据えた新たな目標を掲げます。
「農業も法人経営の時代。地域に雇用を生み、地域の活性化に貢献できる企業形態として農業を営みたい。」
浅野さんは現在42歳。
「りんごは1年に1回。あと何回りんごを作れるか考えるとのんびりしていられません。」
浅野さんの挑戦は続きます。
聞き手より
農業に対して真摯に向き合っている姿がとても素敵です。
毎年青森での研修を重ねるなど、その行動力には力強さを感じました。感服です。
理容・美容の世界にいたこともあってか、とてもスタイリッシュでカッコいい!
畑では「ハウスミュージック」が軽快に流れていました。♪♪♪(^^♪
農業を楽しんでいます!