今回紹介するオネストファーマーは
「飯(メシ)の豊かな町=飯豊町」の農家さんです。
山形県飯豊町は最上川の源流「白川」の清流が肥沃な土壌を作り、米作りが盛んです。
その飯豊町で米を生産する鈴木寛幸さん。
鈴木さんは『つや姫』『はえぬき』『もち米』そして今年デビューする『雪若丸』を栽培しています。
「農業は利益を出すことも大事ですが、楽しく、面白く営むことが大事です。」
鈴木さんは山形県が認定する『つや姫マイスター』66人のうちの1人です。つや姫の栽培見本となる展示圃を県から依託されています。
「プレッシャーはありますよ。栽培面積が5年で5倍に増え、品質と収穫量を守る使命がありますが、むしろ楽しんでいますよ。」
毎年同じように繰り返しに見える農業ですが、天候などによって一年と同じ年はありません。
「田んぼに行って、毎日稲との対話ですよ(笑)」
つや姫をはじめ山形の米を汚さぬよう
「飯(メシ)の豊かな町=飯豊町」の田畑を守りそして発展させ、子や孫に託すことが大きな使命だと鈴木さん言います。
「農業はやり方次第です。皆様の食を支えることができる仕事、こんなに面白いことはないですよ。」
聞き手より
つや姫マイスターとして、毎年安全安心のお米を提供するというプレッシャーを前向きにとらえる鈴木さん。
プロとしての誇りを感じました。
「日本の豊かな食文化を後世に残すこと。」
鈴木さんの目は10年先、いや100年先を見ていました。
私たちの食は農家の方の情熱によって支えられているんだなあと改めて実感しました。
また今日から一粒一粒感謝していただきます!